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「排外主義にNO! 福岡」

4.19太田昌国さんを迎えます

 京都朝鮮学校「襲撃」事件から5年を経て
  「自由・平等」という言葉が危ない 今、立つべき場所は?  
 
    太田昌国さんを囲み、マスメディアにない「言葉」を語り合う

2009年12月、京都朝鮮学校に対してあからさまな「差別と排外の言動」が投げつけられる事件が起こり、「日本人」の戦後とは何だったのかと突きつけられました。直後に本会を立ち上げ活動を継続してきましたが、朝鮮高校無償化排除、そして補助金の打ち切りと、政府は法に反した民族差別的「政策」を行っています。政府はヘイトスピーチを取り締まろうとする動きの一方で、「政策」そのものがレイシズムと言えるものです。今年、フランスでもイスラムへの風刺画を狙った「テロ」事件、そしてアメリカを主軸とするイスラム圏への爆撃が、イスラム国による「テロ」事件を起こしました。安倍政権は、「テロに屈しない」との言葉で新たな侵略戦争へと進もうとしています。

なぜ、近代国家は戦争を止められず、民族への排外主義を煽るのか?政府の垂れ流す情報に流されていく日本社会に排外的空気は立ちこめる一方のなか、今、私たちは世界のどこに立ち、自由で平等な社会を求めることが必要なのか、太田昌国さんの問題提起や広い視野による提案を受けて、考えていきたいと思います。



太田昌国(おおたまさくに)さん プロフィール
1943年北海道釧路生まれ。現在、現代企画室編集顧問。学生時代にキューバ革命に関心を持ち、70年代前半にはメキシコやペルーで労働しながら現地の人々と一緒に生活。その後、70年代から現在に至るまで南北問題、民族問題研究家として、ラテンアメリカの解放闘争やアメリカ型の新自由主義、朝鮮民主主義人民共和国による拉致問題などについて、反アメリカ・反植民地・反国家・反グローバリズムの視角から独自の発言を重ねる。 主な著書 『ゲバラを脱神格化する』『「国家と戦争」異説』『チェ・ゲバラ プレイバック』(現代企画室)『「拉致」異論』『暴力批判論』(太田出版)他多数

日時:2015年4月19日(日)午後13時開場 13:30~16:30
資料代カンパ1000円(前売り800円)
場所:福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ視聴覚室)(地下鉄唐人町駅徒歩7分)
主催:排外主義にNO!福岡 【連絡先】651-4816(福岡合同労組)
by saynotoracism | 2015-03-02 14:02